Discography
中学までは障害者や高齢者など、社会的弱者の役に立ちたいと願う、おじいちゃんおばあちゃんが大好きな繊細で傷つきやすい少年だったが、最愛の祖母の死により、心を病む。
高校入学直前に母の末期ガンが発覚し「死ぬことよりも、母として、あなたに何もしてあげられないことがつらい」と言われ「母が安心出来るように強く生きよう」と決め、高校から空手を始め、勉学に勤しみ、自立を目指す。
とあるきっかけで、世界で活躍する写真家に出会い、17歳からニューヨークと東京で、最高峰の環境の中、写真の修行をさせてもらう。
19歳
最愛の祖父の死をきっかけに「人はなぜ生きるのか?」と問い、写真をやめ、大学で哲学を学ぼうと決意。
2年間で、バイトをしながら偏差値を35から70まであげるも、受験3日前に、ガンで闘病していた母が亡くなり、受験も落ちる。
21歳
「なぜ生きるのか?」の答えを探しに、バックパッカーとして世界を放浪する旅に出る。インドの路上生活者やバンコクの娼婦、スイスの富豪、アメリカの同世代の若者など、いろんな生き方に触れ、世界の広さを知る。
22歳
姉の死に直面し、心がおかしくなりそうな中、引きこもり、心理学や精神世界の本を読み耽る。
23歳
母との最期の約束である「大学にいく」という約束を果たすため、ビジネスブレイクスルー大学に合格し、ビジネスを学び始める。
24歳
もっといろんな世界を見るために、夜の世界で老舗のホストクラブで働き、二次元の世界も極めるため日本一のアニメショップでも働き、いつか文章で人の心を震わせたいと思い、文章の学校にも入る。
世界を旅し、目に見えない世界も学び、夜の世界も、次元の壁を超えた世界までも経験したが、それでも「なぜ生きるのか?」の答えは見つからなかった。
26歳
当時付き合っていた彼女が「自分のことが好きじゃない」と悩んでいるのを見て、「あなたは美しい」と伝えたくて、彼女の写真を撮り続ける。
少しずつ、自分のことを好きになりかけた矢先、彼女がガンにかかる。
「なぜこんな絶望を、神は僕に与え続けるのか?」という激しい怒りの後に「これが僕に与えられた現実なら、全てを受け入れよう。
そして、その上で、絶対に世界を変えてやる」と決意し、彼女と本音の対話を繰り返し、互いに深く深く向き合い、ほぼ完治する。
同時に、写真家としての月商も月100万円を超える。
ここから「自分を愛すること」「本音を生きること」を世界に伝え始める。
28歳
自身のビジネスが月商8桁を超え、絶好調の中、別れた彼女が亡くなったと報告を受ける。
自分の無力さをどうしようもなく突きつけられ、周りの人たちも幸せに生きるには、今のままではダメだと悟り「光だけを追うのではなく、自分自身の弱さや闇すらも愛すること」を追求し始める。
30歳
子どもが生まれ、31歳、父が亡くなる。
32歳
第二子が生まれ、33歳、父に投影していた自分の弱さを、ようやく赦せるまで統合が深まる。
34歳
「この世界には、愛と、愛を求める叫びしかない。僕らにできることは、自分の愛の欠如を赦し、愛を惜しみなく分かち合うことだけ」という真理にたどり着く。「人はなぜ生きるのか?」という長年の問いに「ただ、愛を経験するため」という答えを出す。